4月3日に台湾花蓮沖で発生した台湾東部沖地震救援金の募金を防府市内でも募集開始。防府市役所、各公民館、福祉センター、ルルサス文化センター、三哲文庫市立防府図書館の23ヶ所で10月末まで受付される。
震源地の台湾東部沖は、防府市所蔵の絵画「東台湾臨海道路(陳澄波 作)」のモデルになった「清水断崖(台湾花蓮県秀林郷蘇花公路)」付近です。花蓮からバスで1時間程度の距離(花蓮の北約30km)にある太魯閣(タロコ)は、立霧渓(タッキリケイ)の川の流れが、長い年月をかけて大理石の岩盤を侵食してできた大峡谷となっており台湾の国立公園に指定されています。標高3,000mを超える山々と、断崖絶壁の下に流れるエメラルドブルーの渓流を沿いながら進むバスからの眺めは絶景です。現在、太魯閣国家公園は壊滅的打撃を受け無期限の閉鎖とされ、復旧に5年程度かかるとのことです。花蓮は、太魯閣関連の観光産業で成り立っており、早い復旧が望まれます。
過去発生した日本での地震の際には、毎回台湾から、いち早く多額の義援金や救援の申し出をいただいております。特に、2011年の東日本大震災の際には、一夜にして200億円もの義援金を集めていただきました。「患難見真情(まさかの時の友こそ真の友)」ということわざが台湾にあります。
現在、防府市以外にも山口県内各地で救援金の募金箱が設置されています。どうぞお近くの募金箱に募金をお願いいたします。台湾加油!花蓮加油!太魯閣加油!
◆防府市内の募金箱設置場所:
防府市役所、各公民館、福祉センター、ルルサス文化センター、三哲文庫防府市立防府図書館の計23ヶ所
◆山口県の募金箱設置場所:
山口県庁総合受付、岩国県民局、柳井県民局、周南県民局、山口県民局、宇部県民局、下関県民局、萩県民局、長門土木建築事務所、(公財)山口県国際交流協会
上記(防府市と山口県)の募金募集期間はいずれも令和6年10月末まで。
募集期間は、各団体等にご確認ください。
引用記事:
ほうふ日報 第13188号
令和6年4月11日発行
山口県防府市本橋7の26
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