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執筆者の写真taiwanclub886

防府市所有の「奇跡の一枚」が台湾へ12月に2度目の里帰り

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 防府市が所有する「東台湾臨海道路」(1930年 陳澄波作)が2024年12月3日から台北の國立臺灣博物館鐵道部園區で開催される陳澄波生誕130年記念の展覧会に出品されることになりました。「東台湾臨海道路」の里帰りは、今回で2度目となります。

 洋画家 陳澄波 の孫で、陳澄波文化基金会の陳立栢(ちんりっぱく)会長がこの度、絵画を保管している山口県立美術館や、村岡嗣政山口県知事、池田豊防府市長を表敬訪問をされました。また、通訳には、台湾山口県人会会長、文筆家の栖来ひかり氏が同行されました。

 この絵画は、防府市江泊出身の上山満之進第11代台湾総督と、台湾嘉義市出身の陳澄波画伯が縁あって出会い、描かれた絵画が、100年後に防府市富海 円通寺 児玉識 住職が発見されたものです。陳澄波は、日本統治時代終了後に発生した二二八事件に巻き込まれたこともあり、陳澄波が100年前に描いたこの絵画が無事に残っていたことで「奇跡の一枚」と言われています。今回の交流が、今後の防府市と台湾との交流に繋がることを期待します。


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引用記事:

ほうふ日報 第13232号

令和6年6月19日発行

山口県防府市本橋7の26







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